Dr.に聞く

 
 

低糖質のクッキーを開発するにあたり、自らも糖質制限している吉田尚弘先生にお話を伺いました。

Dr.カルピンチョ
吉田尚弘(よしだ・ひさひろ)
1960年生まれ。大阪市内のクリニック勤務。
産業医科大学卒業。
2004年より理化学研究所RCAIチームリーダーとしてアトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明。
その傍らで2012年より生活習慣病と糖質制限について興味を持ち、実践記をブログ「低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告」を公開、ドクターカルピンチョの名前で知られる。
blog「 低糖質ダイエットは危険なのか?中年おやじドクターの実践検証結果報告

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Yoshimi Kageyama
Yoshimi Kageyama
晴café店主。糖質オフ アドバイザー。糖質制限中。甘いものを我慢しない生活を送りたいと思っています。
Yoshimi Kageyama
このクッキーをどんな人におすすめしたいですか?

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糖尿病患者さんや糖尿病予備軍の女性におすすめしたいです。またそういった人々を家族や友人に持つ女性にもおすすめしたいですね。

実際に内科外来で糖尿病患者さんや糖尿病予備軍の女性に糖質制限を軽く勧めてみると「先生、最後に甘いものを食べないと、食べた気になりません、これまでそれが楽しみだったのに。食べる楽しみがなくなって悲しいです。」「子供とおやつの時間や、友達が来た時のお茶うけに何を食べればいいのか困ります。」「糖質制限中はドーナツを食べたら絶対にダメですか?おいしいドーナツ屋さんが家のすぐ近くにあるんですけど。」といった声がとても多いんです。

それまでご飯やパスタとデザート中心で過ごしてきた多くの女性から見ると、スイーツを介した周囲とのコミュニケーションがとれなくなることが大きなストレスなんですね。その声にダイレクトに答えてくれているのがこのクッキーだと思います。

糖質制限で食べることのできなくなった甘みの快感。

その甘みを介してとることのできた楽しいコミュニケーションの時間。このクッキーは健康は損なわないままに そういった楽しみを取り戻してくれるのです。

Dr.カルピンチョ
Yoshimi Kageyama
実際にクッキーを食べてみていかがでしたか?

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まず想像していたよりもおいしかったというのが率直な感想です。

・・・すみません、エリスリトールの甘みというと、カロリーゼロのど飴のすっきり清涼感のある味のイメージが強かったので、口にほおばった時にホンワカと温かくなるクッキーとはだいぶんイメージが異なるのではないか、ぎくしゃくした味に感じるのではないかと想像していたのですが、良い意味で期待から外れました。

甘みは確かに砂糖のそれではなくてエリスリトールの持つ清涼感を伴う甘みなのですが、それでもみごとにおいしいクッキーだったのです。

キャンディーではなく、ちゃんとクッキーだったことにまず驚きました。

Dr.カルピンチョ

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Yoshimi Kageyama
エリスリトールを使っているのにちゃんとクッキーだったことに驚いたんですね。

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はい。開発者の創意工夫が詰まっていると感じました。

エリスリトールなのにどうしておいしいクッキーだと感じることができるのかな? と、家族と一緒に食べながらいろいろと話しましたが、組み合わせのバランスなのでしょうという結論に達しました。

素材がどれも少し硬めなのですね、だから普通の小麦粉で作ったクッキーに比べるとずっとハードで、よく噛む必要があります。そのときに素材の穀物がはじける食感とエリスリトールの甘みがよく合うのです。

そしてよく噛むことにより、わずかに残る穀物の糖質の味が、豊富に残る外皮のフレーバーとともに口の中に広がり、ああ、これはやっぱりクッキーだなと感じて楽しめます。 これだけ楽しめて血糖値上昇がわずかで済むのならばっちりですね。 開発者の方々がいろいろ試した上での組み合わせでこうなったのだろうなと思いました。

きっと、今後も続々と新しい味覚の提案が出てくることでしょう。。。ふふふ。

Dr.カルピンチョ

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Yoshimi Kageyama

ありがとうございます。

これからも北海道十勝産の素材にこだわり、糖質を気にする人も気にしない人も一緒に楽しめるお菓子を提案していきます。引き続き応援よろしくお願いいたします!

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